2026年9月30日

原クリニックでは、地域の皆さまに胃がん・大腸がんなどの消化器疾患を早期に発見し、適切な治療につなげられるよう、内視鏡検査に力を入れています。
2026年度上半期(4月〜9月)の内視鏡検査件数は、胃カメラ408件、大腸カメラ135件、合計543件となりました。
前年同期間の2025年度は、胃カメラ326件、大腸カメラ72件、合計398件でしたので、内視鏡検査全体では前年同期比約36%増となっています。
2025年度・2026年度 上半期比較

特に大腸カメラは、前年の72件から135件へと大きく増加しました。
検査件数だけでなく、重要な病変の発見にもつながっています
当院では、単に検査件数を増やすことだけではなく、小さな病変や早期がんをできるだけ見逃さず発見することを大切にしています。
2026年度はこれまでに、内視鏡検査などをきっかけとして以下の悪性疾患が発見されています。
- 早期大腸がん 5名
- 進行大腸がん 3名
- 進行食道がん 1名
- 食道表在がん 1名
- 声帯がん 1名
合計で11名のがんが発見されています。
このうち、早期大腸がん5名については、当院で検査から内視鏡治療まで完結しています。
早期の段階で発見できたことで、外科手術ではなく、内視鏡による治療で対応できた症例です。
早期大腸がんは、自覚症状がほとんどない段階で見つかることも多く、早期に発見することで身体への負担が少ない内視鏡治療が可能となる場合があります。
また、胃カメラでは胃や食道だけを見るのではなく、検査時に咽頭・喉頭領域も可能な範囲で丁寧に観察しています。今回、声帯がんの発見にもつながりました。
内視鏡検査は「受けること」だけでなく、必要な病変を適切に見つけ、可能なものはそのまま治療までつなげることが重要だと考えています。
今後も地域の皆様の健康に少しでもお役に立てるよう、切れ目ない診療を継続していきます。