令和7年(2025年)度 帯状疱疹予防接種について|福岡市城南区梅林の内科・消化器内科・外科・肛門外科|原クリニック

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令和7年(2025年)度 帯状疱疹予防接種について

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2025年4月09日

令和7年(2025年)度 帯状疱疹予防接種について

令和7年4月から、帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成が始まりました。

【帯状疱疹について】

帯状疱疹は体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。

子供のころ、このウイルスにかかると、水ぼうそうを発症します。水ぼうそうがよくなった後もウイルスが神経に潜んでいます。

元気な時は自分の体の免疫力でウイルスの活動を抑えられますが、免疫力が低下したときにウイルスが再び活動を開始し、増殖します。

そして、ウイルスが神経から皮膚へ移動し、神経領域に沿って痛みや発疹がでる帯状疱疹を発症します。80歳までに日本人の約3人に1人が発症するといわれています。

帯状疱疹を発症してしまったら抗ウイルス薬で治療をしますが、帯状疱疹が改善した後も神経痛が残り日常生活に支障をきたす場合があります。

特に

・高齢者ほど

・初診時の皮疹が重症なほど

・初診時の痛みが強いほど

帯状疱疹後の神経痛が残りやすいです。

神経痛だけでなく、顔面神経麻痺、失明に至る可能性がある急性網膜壊死、神経因性膀胱、運動麻痺などが起こることもあります。合併症、後遺症に苦しまないためにも予防接種をうけましょう。

令和7年度の対象者は次の通りです。期間内に接種すると以下の自己負担金額で接種できます。

【対象者】 福岡市に住民票のある次の方

【値段】

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」):1回につき4,900円(全1回接種) 

組換えワクチン(シングリックス):1回につき12,000円(全2回接種)

【有効性・安全性】

2種類の予防接種がありますが、有効性は「シングリックス」の方が高く、予防接種効果持続期間も圧倒的に長いです。せっかく予防接種を打つなら「シングリックス」をお勧めします。

【接種方法】

電話での予約、もしくは受診時の予約でお願いいたします。

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