厚生労働省主催の「在宅医療提供機関におけるBCP策定支援研修」を下記の日程で受講しました。

・第1回目　２月１日（土）14:00～17:00
・第2回目　３月１日（土）14:00～17:00

　BCP(Business Continuity Plan：業務継続計画)とは、災害など、リスク発生時に業務が中断しないために、また万が一、中断した場合でも、できるだけ早期に重要機能を再開させるための仕組みであり、平時から戦略的に業務継続について準備をしておくことと定義されています。
　平時からリスク評価を行いBCPを備えておくことにより、被害軽減、ひいては、組織のレジリエンス(再起力・回復力・困難に立ち向かう力）を高めること、またBCP策定により、Preventable Disaster Death（PDD：防ぎ得た災害関連死）の約半数を阻止できる可能性があるといわれております。
　台風・地震・水害などの自然災害、事故、人災、感染症の流行など様々な有事が想定されます。自身が被災した場合やスタッフが被災した場合、水道・ガスが止まった場合どうするかなどを想定し、BCPを策定しました。
　有事の時に当院が少しでも地域の方々の役に立てるように努めてまいります。

参加者：医師2名、看護師2名