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令和5年10月1日からの新型コロナウイルス感染症の診療について

[2023.09.27]

令和5年10月1日から新型コロナ医療費の自己負担が変わります。

令和5年9月までは、新型コロナ医療費は外来治療費のみの負担で、新型コロナ治療薬の費用は全額公費支援されていました。

10月から他の疾患との公平性の観点も踏まえ、コロナ治療薬の費用は自己負担なしの扱いから、一定の自己負担を求めつつ公費支援を継続することとなりました。

自己負担の上限額は、医療費の自己負担割合に応じて段階的に、

1割の方:3000円

2割の方:6000円

3割の方:9000円

となります。

参考として令和5年10月1日以降の新型コロナ医療費の自己負担の金額を表に記載しました。

発熱外来に来られた患者様には口頭でも説明する予定です。ご不明な点があればいつでも聞いてください。

新型コロナ医療費の自己負担イメージ

【外来医療費】

  令和5年10月1日~
治療費は一定の自己負担(定額)
医療費の負担割合

1割

(住民税非課税、~年収約200万)

4,090円

(うち薬剤費3,000円)

2割

(年収約200万~約370万)

8,180円

(うち薬剤費6,000円)

3割

(年収約370万~)

12,270円

(うち薬剤費9,000円)

新型コロナ治療薬の飲み薬は3種類(ゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビット)あり、重症化リスクの有無、併存疾患、内服薬に応じて使い分けております。重症化リスクのある方は新型コロナ治療薬の内服を積極的におすすめしますが、自己負担が増えるので、必ず患者様に相談し処方しますのでご安心ください。

よろしくお願いいたします。

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