前立腺がん検診のご案内(10月)
10月は前立腺がん(PSA)検診の受診月です。
「前立腺がん」はもともと欧米に多い病気とされていました。しかし現在では日本人男性の多くに認められるようになり、増加の一途にあります。
原因としては、食生活の欧米化、検診の普及、社会の高齢化などが考えられます。50歳代ごろから現れはじめ、発生の平均年齢は70歳くらいといわれています。
前立腺癌の予防法は確率していませんが、早期発見・早期治療がこの病気の決め手となり、適切な治療を受けることで長期にわたって良好な予後を過ごすこともできますので、前立腺がん検診を積極的に受けるようにしてください。
- 対象者
福岡市民の方(男性、年度内55歳以上)で職域等で受診する機会のない方です。
【受診時に54歳の方も、年度末(令和7年3月31日)までに55歳を迎える方は対象となります】
※ただし、すでに前立腺がんと診断されている方は検診対象外です。
- 実施期間および回数
令和6年10月1日~10月31日
令和7年2月1日~2月28日
の2か月間実施します。受診回数は当該年度1回までです。
- 受診者負担金:1000円
※満70歳以上の方は無料になります。
- 実施方法
血液検査(PSA:前立腺特異抗原)を行います。
PSAが4.0000 ng/mLを超える方は専門医療機関に紹介し、精密検査を受けていただくようになります。